雑食系 国語教師の【Pillow Book】

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「コロナ騒動」の楽観的でド素人的な見方

少し日が経ってしまいました。

皆さまお元気でしょうか?

世の中は新型コロナウイルスという目に見えないものに完全に踊らされてしまっていますが、幸い周りには感染陽性をもらった人はいないようです。

 

というわけで今日はコロナウイルスに関する、非常にど素人的で楽観的な話をしたいと思います。

 

先に断っておきます!

僕が語る内容は真実ではない可能性も十分にあります。

したがってこれを読んで、「えーじゃあコロナ問題ないじゃん」という結論には至らないでください。

 

一方でここで書いた内容自体は僕の憶測ではなく、ネットのニュースや記事、テレビで見た内容であり、僕自身が「こういう見方もしている」というのは事実です。

なので、もしこれを見た医療関係者の方、あるいはコロナウイルスに精通している方は、「世の中の報道によって、こういう考え方をしている人もいる」という事実だけは知っていただき、真実の周知徹底に寄与していただければ幸いです。

 

 

①「コロナって本当に怖いの?」

このように僕が考えるに至った大きな理由は、日本における肺炎による死者数です。昨年6月に厚生労働省が発表した「平成30年人口動態統計月報年計(概数)の結果」によれば、平成30年の肺炎による死者数は94,654人。これは1日あたりに計算すると250人となります。

一方の新型コロナウイルスはどうでしょう。3/21現在の死者数は35人。最初の死者発生が2/13だったので約40日間で35人ということになります。数字だけ見ると、一般の肺炎に比べても、死者は多くないように見えます。

 

さらにこれは検査の数とは関係がありませんよね。

現在の日本の制度では、「検査の必要がある場合には検査をする」ということになっているようです。これは憶測ですが、「明らかに危ない」という患者に対して検査を施していないということはないと思います。とすれば、この「35人」という人数から漏れてしまった新型コロナによる死者というのはほぼいないだろうと思われます。

言い換えれば、「検査数を増やしたところで、死者はこれ以上増えない」ということ。だから、検査数にかかわらず、”本当に"死者数は35人なのだと思われます。(どこか漏れていることがあれば教えてください!)

 

もちろん「35人だからよい」ということは決してありません。1人でも死者が出ているのは事実ですから。しかし、未知の病という恐ろしさはあるものの、まるで「殺人ウイルス」かのように語られる今の風潮にも僕は疑問を感じざるを得ないのが正直なところなのです。

 

②「検査数を増やすべきなの?」

日本は検査数が圧倒的に少ないと、国内外で非難がする声もあるようです。

しかしどうなのでしょう。本当に検査数を増やすべきなのでしょうか。

 

現在行われているPCR検査というものは、実はそれほど精度が高くないのだそうですね。3割くらいは取りこぼしがあるといいます。入院している人も、「2回連続が陰性」にならないと退院できないらしい。

仮に、検査数を増やして、感染者が爆増したらどうするのでしょうか。当然のことながら、病院に全員を押し込めるなんてキャパ的に無理です。自己隔離と言ったって、家族と暮らしていれば家族から広がる可能性はあるし、じゃあ1人でも感染者が家に居たら一家総出で疎開でもしなければならないのでしょうか…

見えない恐ろしさも十分わかるけど、見えないほうが良いこともあるんじゃないか…と少し思ったり。

 

それに、結局今のところ、検査して陽性だったとしても、それに対しての治療法はないんですよね。結局「あなたは陽性です、でも軽症なので、家で養成しててください」と言われるだけ。

それより僕は、今のように、「本当に検査をしたほうが良い人」が迅速に検査、入院療養ができるように少し余裕を持たせておくべきではないかと思うのです。

 

今イタリアなどでは死者数が尋常ではありません。これは検査の問題ではないと思いますが、日経新聞によればイタリアは、“欧州連合EU)が求めた財政緊縮策として医療費削減を進め、医療機関を減らしてきた”ために、重篤患者のケアが追い付かなくなっているといいます。

 

感染確定者が増えて軽症でも感染拡大阻止のために入院させようということになったら、同様の医療崩壊は十分に考えられると思うのです。

 

③「本当に外出を自粛すべきなのか?」

これは難しいところですね。確かに感染拡大をしないためには、外出自粛は効果的なのかもしれません。

 

しかし、僕が気になっているのは、新型コロナウイルス「COVID-19」の“スペック”です。

潜伏期間が平均8日、MAX14日(or more)ということ。

飛沫感染のみならず接触感染も感染原因になること。

軽症だと風邪とほとんど症状が変わらないこと。

無症状の感染者までいるということ。

一回治ったと思っても再発する可能性もあること。

 

僕はどうしてもこれを見ると、途方に暮れてしまって、「感染拡大を防止するなんて、無理じゃないか…?」と思ってしまうのですよ。本当にすべての経済活動を停止し、全員が個室から出ずに1か月過ごす!とでもしないと、ウイルスは消え去りません。

 

そんなことでもしたら、今度は違う場面での「死者」が増える恐れがあります。現在の外出自粛モードによって、痛手を負っている人は、実際、「コロナ感染者」より圧倒的に多いと推測されます。場合によっては経営が立ち行かなくなったり、今後の見通しさえ立たなくなって精神疾患に陥り、自殺…というシナリオすら考えられます。

 

また、これが考えすぎだとして、別の視点で考えてみると、当然「外出自粛」が長引けば、健康体の人の運動レベルも当然落ちてしまうし、ストレスもたまってしまいます。すると元々は体力があった人たちでさえ免疫力が落ち、コロナウイルスに罹患し、重篤化する恐れさえ出てくるかもしれない。

 

全部「可能性」の話ですが、必ずしも「外出自粛」だけが正義ではないように思えるのです。

 

もちろん、高齢者と接する機会のある人は、そうでない人より一層気を付けなければいけないと思います。しかし、そうではない若年層や壮年層などについては、国ができる限り揺らがないようにしっかりと経済を回し、今「重篤患者」をケアできているレベルの医療を最低限維持するために下支えをしていくことも必要なのではないでしょうか。

 

僕はどっちかというと、コロナ自体より、コロナが終息した後に惨状が不安でなりません。そんな惨状にしないことも重要なことです。

 

 

以上が、現状の僕の「コロナ騒動」の見方です。

人命にかかわる話題なので、異論反論あると思います。

ただ、繰り返しますが、上に書いたのは、僕の憶測というよりは、メディアなどで医師や専門家と呼ばれる人々が語っている内容がほとんどです。

こういう見方をしている人も少なくないんじゃないかなというのが僕の正直な意見です。

 

先日、日本アカデミー賞を受賞した「新聞記者」という映画を見ました。それについての随想も近々書こうと思ってますが、簡単に言うと、本当に我々のものの見方は「メディア」に操作されているなということに改めて気づくとともに、その恐ろしさにも気づいたのです。

 

メディアを正しく見るというのは本当に大切なことですね…(僕が正しく見れているとは思いません笑。むしろかなり“危ない”見方をしている恐れもあります。そういう反面教師であってもよいかと思います)

 

医療関係の方は、本当にコロナが危ないのなら、

ぜひ納得させてほしいです…!!

 

それでは今日は、この辺で……